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海外からの挑戦者 シベリ・ファウストさん パニフィチョ シベリ

酸いも甘いも経験してきた苦労人
イタリアのおいちゃん シベリさんが語る「プレミアムなスローライフ」 vol.1
 

こんにちは、シベリです

私は、56年前にイタリアで生まれたイタリア人のファウスト・シベリです。私が生まれ育った町は田園風景の広がるのどかな田舎でした。ベリーを摘み、まるで明日は二度と来ないような季節の流れに従って、‘Mother Earth’が豊に与えてくれる季節の色合いや恵みを当たり前のように享受していました。しかし、時代の流れなのでしょうか?そんなのどかな町も次第にコンクリートで塗り固められていき、「町」から「街」へと変貌していったのです。なつかしい田園風景、新鮮な空気、幸せな時間・・・そんな全てが失われていきました。便利なものが全て良しとされる時代に疑問を感じるそんな私が、ファウスト・シベリです。
これから私の歩んできた人生と今考えること、そしてこれからの夢(人生)をお話していきたいと思います。

イタリアでの武者修行

若いころは、地元の洋菓子店(a pastry shop)で働き、その数年後、私は知識の探求とちょっとした冒険心から母国イタリアを離れ世界を旅することを決意しました。
最初に訪れた場所はヨーロッパです。ヨーロッパの様々なホテルやレストランで働き、若い料理人であれば誰でも憧れる最高級ホテルのひとつ、ロンドンのサボイ(savoy)ホテルで働きました。当然修行時代なので嫌なこともたくさんありましたが、充実した毎日をおくっていました。毎日が新たな発見の連続でした。
その後しばらくして休暇中に、一人の若い日本人の男性に出会いました。彼は空手の指導者で武士道のい心を持った方でした。彼が得意であった空手は、若いころ少しばかり荒っぽくケンカ好きだった私に強い衝撃を与え、私は自然と空手道を探究するようになり、心身ともに鍛練されていきました。しかし、不思議なことに鍛練されればされるほど、私の闘志いわゆるケンカ好きな性格が失せていきました。自分を抑制し内面的に成長していったことを私は後で知ることとなりました。

空手に誘われて武士道の国・日本へ旅立つ

空手という武士道を習得することを通し、日本にとても興味を持つようになり、いつしか「日出ずる国・日本」への旅立ちを決意していくのでありました。それはある意味人生の旅立ちでもありました。決して過去を振り返らず、日々を楽しむことを信念にして・・・
当初私は、日本へは空手の知識と技術を高めることを目的として、数か月の滞在を予定していました。しかし、気づけば人生のほとんどを過ごす旅となっていたのです。私を引き止める何かが、この日本にあったんでしょうね。不思議なもんです。
 
次回へ続く>>>

 
PROFILE
ファウスト・シベリ
震災前は三宮で高級イタリアレストランを経営。現在は、神戸市東灘区でイタリアのパン屋さんを経営。その傍ら調理人の育成や食育活動にも熱心です。また企業が主催するイベントの料理ショーなどのタレント活動でも活躍中。
・パニフィチョ シベリ オーナー
・神戸国際調理製菓専門学校 特別講師

[お店情報]

店名 パニフィチョ シベリ
住所 兵庫県神戸市東灘区田中町1-11-20
(JR神戸線摂津本山駅スグ)
「パニフィチョ」とはイタリア語でパン屋という意味。
すべてイタリア・シチリアの天然海塩、六甲山の天然水、
自家製天然酵母などが使用されている。
イタリアの本格的な製法を使用するが、日本のお客様の
為に歯応え、味を日本風にアレンジしてくれる気配りが嬉しい。