食卓から暮らしを考える 株式会社ジェイ・ダイニング 林 正人 パティスリー ラ・プラージュ、上木めぐみの子どもにやさしい自然食のある暮らし、野菜ソムリエ慶元まさ美のPrecious-life Style、シェフソムリエみゆきの天使が舞い降りた、海外からの挑戦者サレヴァトーレ・マルコ・マッジョさん、ラ・クッカーニャ、関西元気印料理人今木宏彰、おすすめ料理教室町屋だいどこ姉小路、もったいない侍

プロのレシピ:シェフソムリエみゆきの天使が舞い降りた

おうちでのクリスマスや持ち寄りパーティなどにぴったりのメニューを
ご紹介しましょう!
当店でも人気キッシュ(卵の甘くないパイ)です。
もともとはフランスの郷土料理で、今でもフランスではキッシュ屋さんがあり、
色々な具のものをテクアウトできます。
いわば昔からのファーストフードですね。

ポテトとチョリソーソーセージのキッシュ

材 料 分 量
21センチのパイ皿またはタルト型 1台分
冷凍パイシート 2枚
たまご 2個
ジャガイモ 中1個
チョリソーソーセージ 3〜4本
たまねぎ 少量
生クリーム 90cc
牛乳 30cc
グリュイエールチーズ シュレッドタイプ
(なければピザ用など、とろけるチーズでも可)
50g
パルメザンチーズ 粉末 大さじ山盛り1杯
オリーブオイル 小さじ2杯
塩、こしょう、オリーブオイル、薄力粉 適宜
作り方
(1) ジャガイモをよく洗い皮付きのまま、大きさをそろえてタテ長の乱切りにする。
(2) ボールに水を張り(1)のじゃがいもを落とし、さっとさらす。
(3) (2)のジャガイモを耐熱容器に入れ電子レンジで4~5分加熱する。
(4) フライパンにオリーブオイルを少量入れ、薄くスライスしたたまねぎと適当な大きさに切ったチョリソーソーセージをさっと炒め、取り出して粗熱をとっておく。
(5) ボールに卵二個を割り入れ、生クリームと牛乳を加え、軽く塩コショウしてしっかりと混ぜて卵液を作っておく。
(6) (5)の卵液に(3)のジャガイモと(4)のチョリソーを
加えざっくり混ぜておく。
(7) パイ皿またはタルト型に薄くオリーブオイルを塗っておく。
(8) 軽く室温に戻したパイシートを重ね、薄力粉を打ち粉にして型より一回り大きな円形に成形する。この時にあまり強く押し付けすぎてパイ生地の空気の層をつぶさないように注意する。
(9) (8)のパイ生地が形成できたら(7)の型の上に乗せて、型の深みに立ち上がりをつけ、余分な生地を切り落とす。
(10) (6)の具の入った卵液を流し入れ、具材が均等になるように整える。
(11) (10)の上からグリュイエールチーズをパラパラと散らし、パルメザンチーズも振りかける。
(12) (11)の仕上げにオリーブオイル小さじ2杯をまわしかける。
(13) 250℃に余熱をかけておいたオーブンの中段で20分軽く焦げ目がつくまで焼く。
(14) 焼けたら、型のまま足つきの網などに乗せて粗熱を取ってから、型からはずす。
(15) 冷めたら適当な大きさに切り分ける。
キッシュは温かいままでも、おいしくいただけますが切り分けるときは、冷めていたほう
がきれいに切れます。冷たいまま食べてもおいしいですよ。また一度冷めたものを温め直
すときは、アルミ箔に包んでオーブントースターなどで温めれば、パイ生地がさっくりと
いただけます。
具材も今回は人気のあるポテトとチョリソーを紹介しましたが、お子様のいる家庭では辛
くないソーセージや、ハム、シーフードなどお好のみで入れてください。
先月紹介したラタトウイユを入れてもおいしいので、いろいろな具材でお試しください。
 
そうそう、最後におまけです。切れ端のパイ生地に溶き卵をはけで薄く塗り、グラニュー
糖をぱらぱらとかけていっしょにオーブンに入れちゃいましょう、オーブンの下段が空い
ていればそちらにオーブンシートを敷いて入れれば、できあがってびっくり!これって贈
答品でもらったりするリーフパイと同じ味になりますよ!

今月のお勧めワイン

今回はこれからの季節、登場の多くなるスパークリングワインをご紹介しましょう。
このスパークリングはプロの私が飲んでもびっくりするくらいのクオリーティーの高さで、でもお財布にはやさしいリーズナブル価格!一度で気に入ってしまいました。
聞くところによれば、減農薬で作ったぶどうと伝統的な製法にのっとって作られたスパークリングワインだそうで、納得の逸品です。
味わいは、すっきりとした辛口で、ぶどうの甘みと酸味のバランスがよく、焼きたてのパンのようなトースト香がかすかに香る高級シャンパンを彷彿とさせる一本です。
あまり冷やしすぎず、大きめのシャンパングラスでゆっくりと飲める大人のワインです。
イタリア産 トソ社 スパークリングワイン「ピノ・シャルドネ・スプマンテ」

ワインのちょっと‘イイハナシ’

今回はスパークリングワインのお話をしたいと思います。これから忘年会、クリスマス、年末年始となにかと集まってわいわいと飲む機会が多くなるこのシーズン。知っておいて損はしないスパークリングワインのお話。
スパークリングワインってシャンパンのこと??って思っている方、シャンパン、シャンペン、シャンパーニュ、色々呼び方はありますが、どれも同じもので読み方が違うだけ、しかしフランスのシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインだけがこの名前を名乗ることができるのです。
いわば登録商標のようなものですね。
大きくスパークリングワインの中にシャンパンが含まれ、イタリアはスプマンテ、ドイツではゼクトと呼ばれ今では世界中の国で生産され多くの人々に愛されています。
基本的に瓶内2次発酵といって、後から炭酸を注入するのではなく、酵母菌を瓶詰めのときに少し一緒に入れて瓶の中でゆっくりと発酵させて二酸化炭素をワインの中に溶かし込んで作ります。
その昔シャンパーニュ地方はワイン産地でも北限に近く、発酵が人の力でコントロールできなかった時代、冬の間に気温が下がり発酵が一時的に止まってしまった後、春になって気温が上昇して瓶内で発酵が再び始まり、瓶内圧力が高まって瓶が破裂したり、ふたが飛んでしまったりしてワイン生産者を驚かせたものだそうです。そんな時代に修道院でワインを作っていた一人の修道僧の名前ちなんで作られたプレステージ・シャンパンが有名なドン・ペリニヨン。今もその功績を語り継ぐべく作り続けられています。
街がキラキラと輝きだすこの季節、グラスの中でキラキラとはじける泡に遠い昔の風景を重ねて見るのもいいかもしれませんね。

  • ←こちらから今月のメニューのPDFが
    ダウンロードできます

 

宗河 美幸
イタリア料理「ピアチェーレ」などを経てワイバー「Sonare」にてソムリエ、店長を歴任。
堺筋本町にて「Convivio」を開業。
 
料理 ワインとイタリア料理
店名 convivio
住所 大阪府大阪市中央区本町1-2-1
電話 06-6264-0772
URL convivio